【告白】偏見を持っていました

投稿日: カテゴリー: おすすめブログ建築のこと

 

私はガードマンに偏見を持っていました。

 

 

皆さん、ガードマンと聞くとどんなイメージを持っているでしょうか?

 

私の今までのイメージは

 

仕事を定年退職した高齢のおじさんが

 

 

『小遣い稼ぎ程度にできる仕事はないか?』

 

 

と考えた結果

この仕事を選ぶ人が多いんだろうと思っていました。

 

 

悪い言い方ですが、

 

 

“決められた時間内で必要最低限の仕事をする”

 

 

こういった方が多いんだろうなぁと思っていました。

 

 

しかし、

 

今日その概念がくつがえりました。

 

 

今日朝一に部長とヨッシーと3人で

堺で吹付け断熱の工事をしている新築の様子を

現場にチェックしに行ったんです。

 

ご覧のような状態でした。

 

ドラックの中は小さな工場です。

 

吹き付け断熱工事というのは…

 

グラスウールなど大工さんが施工をする一般的なモノでは無く

2tトラックが現場までやって来て

 

専門の断熱施工会社の職人さんが断熱を工事するんです。

 

 

その断熱性能や気密性、施工能力は凄まじく

断熱等性能等級という等級の最高ランクの4を

取得できてしまうほどです。

 

 

入居してからの光熱費が軽くなるのはもちろん

室内からの音漏れも軽減され

外気温に影響されにくい室内環境にする事が出来ます。

 

その分、費用もかかりますし

それに加えてデメリットもあります。

 

 

敷地に余裕が無かったり

前面道路があまり広くないと

 

写真の様に道路に駐めさせてもらって

工事をすることになります。

 

 

ここで活躍するのがガードマンさんです。

 

 

この現場の前面道路は北からも南からも入ってこれる

東向きの土地なので

 

南側、北側道路それぞれにガードマンさんについてもらっていました。

(現場監督のファインプレーです。)

 

南側担当のガードマンさんがここに居ます。

 

 

こうすることで、前面道路に入ってこようとする他のドライバーさんに

迂回をお願いすることが出来ます。

 

 

“あぁ、ちゃんと現場監督が手配しててくれた。良かった。”

 

 

と感心していると

今回ブログを書こうと決めた、

概念をくつがえす出来事が起こりました。

 

 

それは

 

南側担当のガードマンさんが

北側担当のガードマンさんに向かって歩いてくるんです。

 

 

“え! 持ち場離れるん。まだ休憩は早いで!?”

 

 

と一瞬思ったんですが、ちょっと様子が違いました。

 

 

その様子を見た私は

 

 

「有り難うございます!!」

 

 

という言葉が私の口から

勝手にガードマンさんに向かって飛んで行ってました。

 

 

すると2人のガードマンさんはニコリと会釈して

私の前を去って行きました。

 

2人のその手には

ゴミの袋でいっぱいになっていました。

 

 

 

そうです。

 

この日はペットボトルごみ回収の日で

 

ごみ収集の大きな車がこの道に入って来れないことを予想し

 

収集車が来る前にごみを出し終えた家庭のごみを

表通りまで運んでくれていたんです。

 

 

これはウチの会社の指示ではありません。

 

 

これこそプロフェッショナルだ!

 

カッコイイ!!

 

 

 

一瞬で私の今までのマイナスイメージが

吹き飛んでいました。

 

 

家を実際に触る職人さん達だけが

家づくりのメンバーではありません。

 

一流のアーティストはライブの合間に

オーケストラなどのサポートメンバーを紹介したりします。

 

ガードマンさんはまさに

私達のサポートメンバーです。

 

 

ニコリと会釈をするだけのさりげなさからして

 

この2人は当たり前の事だと認識し、更に行動し

更にはウチの工事のイメージアップにもなっているんです。

 

これを見た近隣さんが

 

 

「おい!俺のゴミをどこに移動するんだ!!」

 

 

なんていう事になるはずもありません。

 

 

実際、近隣さんは理解ある良い方ばかりです。

 

 

 

この人生の大先輩から

大切な事を教えてもらいました。

 

 

“自分もプロとしてやれることはまだまだいっぱいある”

 

 

日常の中に学びがいっぱいですね。

 

 

夏の暑さ、梅雨の雨の辛さ

 

これからガードマンさんにとっても

厳しい天気が続くと思いますが

 

このお二人はいつ挨拶しても

ニコリと会釈してくれるに違いありません。

 

 

【昼間のパパは男だぜ】

 

 

忌野清志郎の名曲はこのお二人のような

日常の中のヒーローの為にある名曲ですね。